第３回研修会
日時 2023年11月18日（土）13:00受付 13:30開会
会場 福岡市教職員組合東部事務所 〒812-0054福岡県福岡市東区馬出4丁目2-17
内容
１ 授業実践報告・「絵本いのちの花が生まれでた‼実践事例集」より
２ 井元麟之・その人と思想 第３回 ＝「人の世に熱あれ 人間に光あれ」＝
～水平社宣言１２個の変遷をたどる～
第４回研修会
日時 2024年1月27日（土）13:00受付 13:30開会
会場 福岡市教職員組合東部事務所 〒812-0054福岡県福岡市東区馬出4丁目2-17
内容
１ 授業実践報告・「絵本いのちの花が生まれでた‼実践事例集」より
２ 井元麟之・その人と思想 第４回
第５回研修会
日時 2024年3月2日（土）13:00受付 13:30開会
会場 未定
内容
１ 井元麟之・その人と思想 第５回
前回お知らせしたように、部落問題部会では今年度を通したテーマは「井元麟之・人とその思想」を５回に分けて行います。うち３回は昨年出版した絵本『いのちの花』の実践事例集：『絵本いのちの花が生まれでた』の授業実践発表と同時に行います。
その第１回目として、７月２２日(土)に部落問題部会研修会を行いました。前半はそのだひさこさん（福岡県人権研究所）より、井元麟之(全国水平社書記局長)の生涯と彼のかかわった「九州・全国水平社」の闘いと彼の生涯についての紹介をしていただきました。
後半は「『破戒』と井元麟之」というテーマで、柚木章一さん（嘉麻市立嘉穂中学校）、山﨑正司さん（嘉麻市立稲築西義務教育学校）より小水平社第１５回大会で、『破戒』について井元麟之がだした緊急動議と『破戒』の再販について報告していただきました。
意見交流では、参加者の皆さんそれぞれの立場から多くの意見や感想が出されました。
以下、参加者からよせられた、感想文の一部を紹介します。
〇名前だけしか知らなかった井元麟之さんの人柄などが伝わってきて肉声を聞いているようでした。しっかりした思想や揺るぎのない信念や、ものすごい行動力に尊敬の念を抱きました。語録の言葉を胸に刻んでおきたいと思います。
島崎藤村は好きで、「夜明け前」他いろいろ読んでいて、藤村は時代の在り方、社会の歪み、その中での人間を描く、近代文学の第一人者と思っていて、井元麟之さんが「文学史上の不朽の名作」「貴重な芸術作品」と評したことは本当にすごいことだと思います。差別用語だけにからめとられず、深いところで島崎藤村をわかってくれている気がした。
〇井元麟之の語録を見て、人としての信念の強さを感じました。私も信念をもって生きていきたいと思いました。部落を隠しながら生きてきた、という語っていただいた方の方の「人間として生きてゆく」という言葉の重みが印象に残りました。
大変エネルギーを頂きました。破戒にこのような絶版、再販の歴史があったことを、初めて知りました。良いことは良い、おかしいことはおかしいという事は本当に大切だと思い、また、自分自身の生き方につなげていきたいと思いました。大変勉強になりました。ありがとうございます。
〇藤村は小説の中で「部落問題」をめぐってのいろんな人の姿を率直に描きたかったのではと思う。その中で丑松が猪子さんのように立ち向かえない理由を、周りの人間との関係で描き出すことによって、「信頼に値しない社会」を描き出してくれていると思った。差別から逃げる人を責めることはできない。出自や先祖のことなどをかくすこともない「信頼に値する社会」（井元さんのめざした社会だと思っています。）を目指すのは被差別の側問題ではないからだ。
〇芸術作品は読み手の受けとめる世界となるので、大きな価値あるものだというのに納得しました。部落問題を学んでいる人、学んでない人、大事なことだと思う人、思わない人、様々な人が読んだり見たりするものとして、世の中に問う、考えさせる力を持つのもとして（映画）（小説）「破戒」はあると思いました。この小説を否定しなかった考え方を持つ井元麟之の思いが今も生きていて、世の中を考えていくために必要なのだと思いました。もっと知ってみたいと思いました。
部落問題部会学習会
７月２２日（土）13:00受付 13:30開会
場所 福岡市教職員組合東部事務所
〒812-0054福岡県福岡市東区馬出4丁目2-17
内容
井元麟之・その人と思想
第1回 井元麟之と破戒
参加費・資料代 ５００円
部落問題部会学習会
８月５日（土）13:00受付 13:30開会
場所 福岡市教職員組合東部事務所
〒812-0054福岡県福岡市東区馬出4丁目2-17
内容
１ 授業実践報告・実践資料集「いのちの花がうまれでた！」より
報告者 田川市立田川西中学校 角田幸一さん
２ 井元麟之・その人と思想
第２回 西田事件
参加費・資料代 ５００円