(公社)福岡県人権研究所 2023年度 第3回ジェンダー部会
森崎和江『匪賊の笛』を読む 学習会①
『からゆきさん』の次は『匪賊の笛』を読みこむことになった。
この書では「まるでふるさとから心をねじ切るようにして、みずから 生爪を剥ぐような具合に生きてきた」という 森崎さんが「翼を折って倒れるまでのびやかに生きたいと思う」と思えるようになるまで、自分を鍛えてくれた階層の人々・民衆への思いが軸となっている。
いまだ言語化されていないさまざまな肉体的体験、ことばの発生母胎である具象の不合理な側面で血をしたたらせている肉体の声、言語化を阻まれながら娼婦たちが数千年伝承させてきた感性の内実、「ことばで めし食う者」として和江さんは「そこ」へ繰り返し戻っていく。
読みましょう! 感じましょう! 考えましょう!
(講師:うりう ひさこ)
講師 うりう ひさこ さん (園田久子(公社)福岡県人権研究所副理事長)
日時 2023年9月 3日(日)14時~16時半頃
参加無料
会場 福岡県人権研究所
福岡市博多区吉塚本町13-50福岡県吉塚合同庁舎4階
(JR吉塚駅 西口から徒歩約3分)
※前回ご参加の方はこれまでのレジメをご持参ください。
<お問い合わせ>
〒812-0046 福岡県福岡市博多区吉塚本町13-50
福岡県吉塚合同庁舎4階 公益社団法人 福岡県人権研究所
(電話)(092)-645-0388/ 0387(FAX)
★悪天候や緊急事態宣言等で延期や中止の場合は、当研究所フェイスブックでお知らせいたしますので、当日ご確認されてからご来場ください。
https://www.facebook.com/fukuokajinkenken/
森崎和江『からゆきさん』を読む 学習会⑦
森崎和江著『からゆきさん』について語り合います。(本は各自でご準備ください)
6回の学習会で、『からゆきさん』を一応最後まで読み終えました。読むほどに、さまざまに過酷なからゆきさんの姿や思いが、ざぶんざぶん!と押しよせてきて私たちの心をさらい、何度も何度も打ちすえられました。それは、史実をベースにしながら、「論」などではなく、同じ女・性として限りなく「からゆきさん」に寄りそった和江さんの思いの深さに違いありません。
「からゆきさん」の眼差しやこころの気配を感じとりつつ、自分とクロスさせながら、今回は参加者の自由な意見交換で深めあいましょう。
(講師:うりう ひさこ)
講師 うりう ひさこ さん (園田久子(公社)福岡県人権研究所副理事長)
日時 2023年6月 4日(日)14時~16時半頃
参加無料
会場 福岡県人権研究所
福岡市博多区吉塚本町13-50福岡県吉塚合同庁舎4階
(JR吉塚駅 西口から徒歩約3分)
※前回ご参加の方はこれまでのレジメをご持参ください。
<お問い合わせ>
〒812-0046 福岡県福岡市博多区吉塚本町13-50
福岡県吉塚合同庁舎4階 公益社団法人 福岡県人権研究所
(電話)(092)-645-0388/ 0387(FAX)
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森崎和江『からゆきさん』を読む 学習会⑥
森崎和江著『からゆきさん』について語り合います。(本は各自でご準備ください)
2023年度第1回目の『からゆきさんを読む会』(通算6回目)は「慟哭の土」のなかの①おキミと朝鮮鉄道 ②おくにことば を一度に読みます。
①朝鮮の鉄道敷設とともに、おキミたちの娼楼も北上しました。日露戦争による大連の植民地化につれて、国内の貸座敷制度がもちこまれ、つれ来られた女性の数は3万人にものぼるほどに。
②天草出身で、19才で「からゆき」となったヨシは上海、シンガポールと渡り、やがて、インドで「ジャパニーズ・マッサージ」店を開業。財を成して帰国。最後は心身を清め、自らの手足を縛り、骨壺などすべてを用意して、自ら静かに命を閉じました。
公娼制度は国内だけではなく、植民地にも蔓延しはびこりました。戦争の4番目、3光(奪う、焼く、殺す)の次は?・・・。学びあいましょう! (講師:うりう ひさこ)
講師 うりう ひさこ さん
(園田久子(公社)福岡県人権研究所副理事長)
日時 2023年4月 9日(日)14時~16時半頃
参加無料
会場 福岡県人権研究所
福岡市博多区吉塚本町13-50福岡県吉塚合同庁舎4階
(JR吉塚駅 西口から徒歩約3分)
※前回ご参加の方はこれまでのレジメをご持参ください。
<お問い合わせ>
〒812-0046 福岡県福岡市博多区吉塚本町13-50
福岡県吉塚合同庁舎4階 公益社団法人 福岡県人権研究所
(電話)(092)-645-0388/ 0387(FAX)
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