『解放令から水平社創立までの間の授業をつくる』
直方地区研修講座のご案内
今年度の『史実と授業・啓発の結合をめざして』は、「報告1」として、直方市立上頓野小学校の片石智哉さんから、学級・学年づくりからスタートした部落問題(部落史)学習の取り組みについて提案してもらいます。片石さんは、先輩方のこれまでの実践に学びながら、学習会・研修会を通した自身の学びをもとに、社会科の教科書を中心とした授業づくりに取り組んでいます。今講座では、教科書記述の行間を埋めていく授業をどのように創っていくかということについて、参加者のみなさんとともに考えていく機会にしたいと思います。
「報告2」では、関儀久さんに、「解放令」以降、「水平社創立」までの間の社会の規範や考え方が、どうのように部落差別とつながっていったかを、「コレラ感染症」に関する史実を通して報告してもらい、それをどのように教材化していくかについて協議していきます。
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報告者 1 片石智哉さん (直方市立上頓野小学校)
報告者 2 関 儀久さん (公益社団法人福岡県人権研究所理事・PJ研究員)
日 時 2023(令和5)年7月1日(土)13:30受付 14:00開講
資 料 代 市民一般1,000円 会員・学生500円
会 場 直方市中央公民館 第3学習室
(直方市津田町7-20 TEL 0949-22-0785)
後 援 福岡県教育委員会
直方市教育委員会
福岡県人権・同和教育研究協議会
直方市人権教育研究協議会
※ 後援については、現在申請中です。
=各部会長の皆さま、会員の皆さまへ=
総会でもお知らせしましたように、来年度は「福岡県人権研究所」・その前身の「福岡部落史研究会」の創立50周年を迎えます。
つきましては、50周年イベント等を話し合う「福岡県人権研究所50周年実行委員会準備会」を下記要領で行いたいと思います。ご多忙の中、大変恐れ入りますが、ご出席のほどよろしくお願いいたします。
1.部落史部会、松本・井元研究部会、部落問題部会からは2人以上の参加をお願いします。
2.その他の部会から、最低1人以上の参加をお願いします。
3.一般会員の有志の方々からの自薦・他薦の参加を歓迎します。
4.日時・場所
6月13日(火):18時30分から、人権研究所事務局で
(連絡先:人権研究所事務局、担当:園田久子副理事長)
入管法改正案が今国会に提出され審議入りしていますが、この改正案には様々な問題点も指摘されています。映画紹介を連載されている吉田到さんが、『リベラシオン』187号でご紹介しました、日本に住むクルド人難民の家族を描いた「マイスモールランド」を皆で鑑賞し、在日外国人の人権問題について考えます。
講師 吉田(よしだ) 到(いたる)さん プロフィール
慶成高等学校教諭(商業科)。元福岡県私立学校教職員組合連合委員長、保護司。高校生の時に、校内の「部落解放研究会」の活動に誘われ解放運動と出合う。映画を通して人権問題を考えていきたいと思っている。『リベラシオン』で人気の映画紹介連載中。
日時 2023年6月3日(土)14時~16時半頃
会場 北九州教育会館(北九州市小倉北区東篠崎3丁目4番1号)
参加費 無料
<お問い合わせ>
公益社団法人 福岡県人権研究所
〒812-0046 福岡県福岡市博多区吉塚本町13-50
福岡県吉塚合同庁舎4階
(電話)(092)-645-0388/ 0387(FAX)
★悪天候や感染症等で延期や中止の場合は、当研究所フェイスブックでお知らせいたしますので、
当日ご確認されてからご来場ください。 https://www.facebook.com/fukuokajinkenken/